仔猫に限らず、人間も動物も赤ちゃんはかわいい。
昔、マンガの描き方に興味があった。
太った人を描きたければ背を低めに、やせた人は逆に。
こういうノウハウの中に子供、赤ちゃんの描き方というのがあった。
頭を大きめに強調し、3等身くらいで描くと雰囲気が出る、というものである。
なるほど、赤ちゃんのアタマは全身に比較すればその占める割合は大きい。
ネコも同じ。
そして何ともユーモラスである。
赤ちゃんネコの耳などは顔の半分近い面積があるのではなかろうか。
ほとんどパラボラアンテナか、ダンボである。
これで思わず、頬がゆるまなければあなたは悪人であるに違いない。
間違いない。
人間は成長して体が大きくなると7〜8等身くらいになる。
ネコも成猫になればそのくらいになろう。
そして猛獣の雰囲気が出てくる。
友人の家で飼っている3匹のネコのうち、1匹とはえらく相性が悪く、
いくたびに噛みつかれる。
何もしなくても寄ってきて、何かの拍子に噛むのである。
寝ていても、すいーっと寄ってきて、くんくんと匂いを嗅ぎ、
チョイチョイと前足で小手調べをしてから、かぷッ!
本噛みではないが、このネコ、あまり手加減をしてくれないので痛い。
鋭くとがったツメも超強力だ。かなり猛獣に近い。
真っ白な長毛の、きれいなおネコさまであるが、ほぼ8等身。
豹やトラのごときプロポーションであらせられる。
サイズもかなり大きいから、けっこうの迫力があって
自他共に認めるネコ好きをもってしてもビビる。
人間もネコも小さいうちがよろしい。
大きくなるとどちらも恐ろしい存在になることがある。
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